今小学校に通っているきみへ
言葉を勉強する理由は、何かなと考えました。
我々の祖先についてちょっと話しますね。
我々の祖先は、学校でも習ったようにクロマニョン人です。
ある時期ネアンデルタール人とクロマニョン人は、一時期混在して
共存していたと言われています。その中からクロマニョン人だけが
生き延び、ネアンデルタール人は滅んだのは、なぜ?
どうやら、喉仏(のどぼとけ)の位置が生死?を分けたようです。
クロマニュン人の喉仏は、ネアンデルタール人のそれよりも下方に
あった。そのことによって、音声を共鳴させる部分が長くなったと
いうことです。
ネアンデルタール人も簡単な「音」を発していたようですが、複雑
な発音は出来ませんでした。それに対して、クロマニョン人は子音
を含む発音が可能になり・・・つまり、「言葉」を手に入れたので
す。
言葉を手に入れたということは、経験や体験を蓄積することができ
るようになったということです。
言葉は、我々人類の発展に欠かすことの出来ない重要なアイテムで
す。それは今も昔も変わりません。いくら科学が進歩しても、社会
が発展させるために言葉は絶対に必要な存在であり続けるもので
す。
だから、我々は言葉を学ばなければいけないのです。
それが、きみが言葉を勉強する最大の理由です。
分かったらお父さんお母さんにこのことを伝えてみてはどうです
か。たぶん、へえーって言ってくれると思いますよ。